財団法人VALK提供のフライトアプリ、皆様の空の旅のお供をしてくれるいわばセラピストです。
一人で飛行機恐怖症に悩む必要はもうありません。出発に向けて、出発直前に、空港で、また飛行機の中で、いつでもどこでも財団法人VALKのフライトアプリが皆様の手を取りやさしく導いてくれます。フライトアプリは皆様に（事実を離れて皆様が勝手な想像をめぐらさないように）事実そのもをお伝えし、（ストレスを少しでも解消させるために）いろいろなトレーニングをするお手伝いをします。さらにいろいろなアドバイス、パニックに対処するための特別のボタンも用意されています。
このフライトアプリは、科学的に立証された療法に基づいており、財団法人VALKはこの療法をセラピー・トレーニングの際に応用しています。財団法人VALKの方法は成功率９８％を誇ります。営利活動ではありません。
飛行中にフライトアプリを飛行モードでご利用できます。フライトアプリを一度ダウンロードしてしまえば、インターネットの接続はもう必要はありません。
メインメニューは以下の構成になっています：
「航空旅行」、「知っておくこと」、「リラックス」、「パニック」、「情報」
「航空旅行」
このメニューでは、空の旅を始める前の心の準備、また、離陸、飛行、乱気流、着陸の際にどんなことが起きているのかという正確な情報、その際のアドバイスを選ぶことができます。
「知っておくこと」
このメニューを通して空を飛ぶとはどういうことか（飛行原理の概説）、また、知っておくべき統計データ、飛行中に不安になるとどんな症状が現れるか、それに対してどうすればいいかなどを知ることができます。
「リラックス」
リラックス法をテキストで読むこともオーディオシステムで聞くこともできます。短い基本練習と20分程度のリラックス運動です。
「パニック」
不安でどうしようもなくなったときには、パニックボタンがお役に立つかもしれません。すぐにオーディオファイルがスタートし、セラピストが緊張をほぐしてくれます。
「情報」
財団法人VALKは、KLMオランダ航空、ライデン大学、Transavia航空、Martinair航空、アムステルダム・スキポール空港と提携しています（VALKはVliegAngstbestrijding Leidse universiteit KLM＝飛行機恐怖対策ライデン大学KLMのイニシャルをとった略称です）。1989年に創設され、長年の研究成果に基づいて、飛行機恐怖症やそれに関連した症状に悩む人たちへの療法を行っています。財団法人VALKは、ライデン大学・臨床健康心理学科と共同して飛行機恐怖症の治療方法の研究を現在も続けており、他の大学とも連携し国際的な研究も行っています。研究成果に裏打ちされ、高く評価を得ている療法だとお分かりいただけると思います。